集客とは ~広告宣伝・チラシ・Web・口コミ~
1.集客分類
集客方法を考えると、広告宣伝、チラシ、Web、口コミ等が考えられます。
(1).広告宣伝・・・イメージ的なもの、長期的効果
(2).チラシ・・・・地域の絞込み、短期的効果
(3).Web・・・・最新情報、コミュニケーション効果
(4).口コミ・・・・評価、信用/信頼
広告宣伝、チラシ、Webの効果が最終的に「口コミ」となり成果を導きます。
2.顧客分類と対応
顧客は、今すぐ客、そのうち客、その他客に分類できます。そしてそれぞれの顧客に関して最適な対応方法は異なります。
2-1.顧客分類
(1).今すぐ客
商品やサービスの必要性を感じていて、他社との比較を行うなど、すでに購入を考えています。
(2).そのうち客
商品やサービスに興味も持っており、情報収集をしているが、本当に必要かどうか、購入まではためらっています。
または、商品やサービスの必要性は感じているが、欲しいとまでは思っていません。
(3).その他客
商品やサービスの必要性を感じていません。
2-2.対応方法
(1).今すぐ客
サービスや商品の情報を適切に提供すれば、高い確率で顧客になってもらえます。
ただし、見込み客全体の中の「今すぐ客」の割合は低く、「今すぐ客」だけを狙って営業をかけるには、たくさんの見込み客を集めてこなければいけません。
また、「今すぐ客」は同業他社も狙っていて、競争も激しくなります。
(2).そのうち客
「今すぐ客」のようにすぐ購入には結びつきませんが、商品を欲しいと思っていたり、必要性を感じているので、中長期的に見ると、「今すぐ客」に変わる可能性を持っています。集客には「そのうち客」への対応が重要となります。
①.無理な売り込みは逆効果・・・商品情報やPRは必要としない
②.継続的な接触が必要・・・・・求めている情報の提供
③.「そのうち客」を「今すぐ客」に育てる
(3).その他客
まず必要性を感じてもらわなければならないので、購入まではかなりの時間がかかります。そもそも見込み客リストに、このようなお客さんをあまり混ぜないようにしなければいけません。
ただし、口コミの要素としては重要なのでその対応が重要となります。
①.継続的な接触が必要・・・・・求めている情報の提供
②.親切丁寧な対応
3.集客方法
集客には、より多くの人に良い印象を与えること。そして有用な情報を提供して、思いを伝え、好評の口コミを増やすことが必要です。
そして、「今すぐ客」は確実に集客し、「そのうち客」をより多く「今すぐ客」に引き上げ集客することが重要です。
3-1.宣伝広告
宣伝広告には、相手の関心を引くようなキャッチコピー、表現方法、表現手段、表現形態、言葉遣い、タイミング、間などが必要で、それを計画するためにはセンスや経験が必要と思われます。宣伝広告は、プロに依頼することが望ましいと思います。
3-2.チラシ
チラシには、何時・何処で・誰に、を考え効果的な内容・配布方法の検討が必要と思います。
3-3.Web
Webには、ホームページ、ブログ、SNS等があります。
ホームページは、会社の公式な情報を伝えるもの。SNSは、イベント情報の告知などきっかけを伝えるもの。そして、ブログは思いを伝えるものと考えます。
集客における、インターネットの活用を考えると、最終的には顧客をホームページに誘導できれば集客に結びつく確立はかなりアップすると思います。
情報化社会の現在、SNSは見るがブログへは行かない。ブログは見るがホームページには行かない。といった顧客も多くなってきているのは確かと思います。しかし、SNSやブログで情報を発信していれば、最終的にはホームページに誘導できると思います。
そのためには、SNSやブログで発信する情報の質と量が重要になります。
ここでは、ブログについて考えます。ブログは思いを伝えるもの、そして、閲覧をしてもらうには、閲覧者が必要とする情報を提供して、閲覧者に共感してもらうことが大切です。閲覧者が、「なるほどね」や「そうなんだ」、「これはみんなに知らせたい」、「役にたった」など、広い意味で共感されると「他の人にも知らせたい」というアクションが起こります。これが「口コミ」に繋がります。
そして、閲覧者に信頼されるようになります。信頼している存在からのご案内、告知は見たくなります。「宣伝」も「おすすめ」になるのです。
閲覧者が一番「役に立つ」と思ってもらえるのは、その道の専門家としてのアドバイスだと思います。
3-4.口コミ
宣伝広告・チラシ・Web等で発信された情報が「口コミ」に繋がります。口コミはより多くの人から聞いた方が効果も大きくなります。「今すぐ客」や「そのうち客」のみでなく「その他客」からの口コミも重要です。