営繕会社 Iサービス様の場合
大口の得意先のシステムが大きく変更になり、システム連携を求められ対応に困っていたお客様に対し、その得意先との連携を可能にし、その他の得意先の業務も行えるようにした業務管理システムの事例です。
お客様紹介
Iサービス様は、JAを初めとする不動産会社から、賃貸物件の退去に伴う営繕業務を請け負っている、スタッフ数15名の営繕会社です。
システム導入の背景
システム導入以前の問題点
Iサービス様では、下記のような問題を抱えシステム担当者が悩んでいました。
- 以前は、大口得意先からシステムを貸与され管理情報の入力を行っていた。
- 大口得意先のシステムが一新されそこへの連携を依頼された。
- その他の得意先の管理も旧システムを用いて行っていたので変更が必要となった。
問題点に対する改善案の検討
そこで、弊社では下記のことを考え、新システムの開発を提案し導入しました。
- 大口得意先のシステムとの連携を可能にする。
- その他の得意先の業務も管理できるシステムとする。
導入システム
Iサービス様のお困り事を解決し、導入したシステムの概要を紹介します。
業務管理システム
1.退去管理業務
契約者からの退去の申し込みを受け付けます。退去の情報は得意先である不動産会社システムに連動しており、空き物件となり募集対象となります。
2.営繕管理業務
退去物件のリフォーム工事の見積もりを作成します。この見積りは得意先である不動産会社システムに連動していており、契約者やオーナーとの退去時精算時に補修費として請求されます。退去リフォーム以外の工事の見積りも行います。その後、工事の発注管理、進捗管理を行います。
3.販売管理業務
営繕業務における工事に関わる売上、請求管理を行います。また、発注に関わる業者への支払管理を行います。
まとめ
新システムの導入により、大口得意先とのシステム連携も上手くいき、その他の得意先の業務も同じシステムで管理できるようになったので、システムの一元化、データの一元化が行え、その後の業務改善もスムーズに行えるようになりました。
お客様の声
弊社の旧業務システムは、提携会社のシステムに沿う内容でしかも自由度の少ないものでしたが、コミニスさんとの打合せにより、提携会社のシステムに寄り添いながら自社システムとして自由度のある業務システムの構築ができ、以前よりも、他社との相乗り的なシステムとは違い自社システムとして利用でき、変更及び改善が気軽になりました。時代の流れに伴い、自由度のある業務システムで今後も弊社の成長を支えてもらえると期待しています。