リフォーム業 Kサービス様の場合
リフォーム業のため工事の数がとても多く、適切な粗利の確保、支払や請求の漏れがないように適切に管理したいとのご要望を、発注管理システムを開発導入することにより適切な粗利管理、支払請求管理が行えるようにした事例です。
お客様紹介
Kサービス様は、心に残るリフォームで感動をご提供できるよう、お客さまのライフスタイルを細かく研究し、豊富な経験と確かな技術で、お客さまの夢を叶え、いつまでも住みやすいお住まいをつくりたいと考えている、スタッフ数60名の会社です。
システム導入の背景
システム導入以前の問題点
Kサービス様では、下記のような問題を抱えシステム担当者が悩んでいました。
- リフォームは、新築物件と違い単価が低いので粗利益率を管理しなければ適正な利益を確保できない。
- 大きな現場から小さい現場まで、工事が年間数千現場あり標準化や管理が難しい。
- アフターなどでお客様から問い合わせがあったときに工事履歴を確認するのに時間が掛かる。
問題点に対する改善案の検討
そこで、弊社では下記のことを考え、システムの開発を提案し導入しました。
- 粗利益率の管理が簡単に把握できるシステムにする。
- 標準の粗利益率を設定し例外の場合には上司との打合せが無いと受注・発注できないシステムにする。
- 受注、発注、支払、請求の業務が簡単に行え、現場の管理に時間を取れるようなシステムにする。
- 支払、請求の漏れが簡単に把握できるシステムにする。
- 過去のデータを容易に確認できるようにする。
導入システム
Kサービス様のお困り事を解決し、導入したシステムの概要を紹介します。
発注管理システム
1.適切な粗利益率の確保が出るようになりました。
適切な粗利益率の確保が出るようになり、健全な経営が行えています。実績を経営者とスタッフが具体的な数字で確認し、共有することで、達成感が生まれ、次の目標への意欲が生まれるようになりました。またスタッフの粗利や平均単価など数値を分析することで本当の問題点が見えてくるようになりました。
2.業務が標準化され、効率かされました。
事務処理の時間が減少することで、現場へ行く時間が増え、問題の早期解決やお客様とのコミュニケーションが深まり、顧客満足の向上に繋がっています。
3.数多くの工事を扱っても、支払・請求等の漏れがなくなりました。
4.顧客からの問合せにスムーズに対応できるようになりました。
蓄積されたデータが簡単に検索できるので、顧客からの問合せ等にスムーズに対応できるようになりました。また、営業情報としても役立つようになりました。
まとめ
システムの導入により、「適正な粗利益率の確保」、「現場の標準化と適切な管理」、「顧客満足度」といったリフォーム会社の問題点を解決できました。また、現在では顧客管理システムとの連携により、より良い顧客対応に努めています。
お客様の声
小額で数の多い工事を扱うリフォーム業において目標の粗利を確保することは非常に大切なことです。以前は、伝票で管理をしていたため、適正な粗利率の確保ができなかったり、未払いや過払い、未請求なども起こっていました。
システムを導入してからは、適切な粗利管理、発注支払管理、請求管理が行えるようになり助かっています。また、何時でも状況の把握ができ問題点の早期発見や早期解決に役立っています。
現在では、全社員がこのシステムを使って管理を行っています。お客様からのお問合せにもスムーズに対応できお客様サービスも向上しました。また、経理システムとの連携も行えるので業務が効率よくスムーズに進むようになりました。
今後も、コミニスさんの協力を頂きより良いシステムとなるように改善をしていければと思っています。よろしくお願いします。